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- こういしつ めげ- 宮城県 松島町

交衣室 mege

5月1日、松島町高城に移転オープンした、日和スタイルあらため「交衣室 mege」の麻衣さんを訪ねました。大工さんの手を借りつつ、自らも手を動かし作り上げた空間にはただただ感激するばかりです。
服飾の学校出身で、アパレルブランドで販売や縫製の仕事をするなどいつも「衣」が身近にあった麻衣さん。服のお貸し屋さんという現在のスタイルになるには、どんな理由があったのでしょうか。
 

衣服の行方

​「かわいい服には旅をさせよ」

​衣服を作る仕事は、人の手がかかせない高度な技術が必要にもかかわらず、特に海外では低賃金や劣悪な労働環境が問題となっている。そして、ファストファッションが急増、使い捨てのように服を扱うひとも増えてしまった。ブランドが販売しきれなかった商品をひそかに大量廃棄して居たことも、近年明らかになってきた。

衣を愛する麻衣さんは、現代の衣服の扱われ方に疑問を持ち、「かわいい服には旅をさせよ」を合言葉に、一着の服をながく大切にする提案のひとつとして、お貸し屋さんをはじめた。ここで扱う衣服は買い付けてきたものではない。みなさんの箪笥に眠っていた、思い入れのある一着一着なのだ。

箪笥主との恊働

服のお貸し出し

箪笥に眠っている衣服、中でも思い出のつまった品や買ってはみたもののなかなか出番が無いもの(でも好きで手放せない…)パーティドレスやウェディングドレスのようなハレの日の衣装など、麻衣さんもとへと集まってくるものはさまざま。そこで大事なのは、服を預ける人=箪笥主の一種の情熱なのだそう。一枚一枚の服の思い出を丁寧に聞き取り、そのストーリーごと預かって、まだ見ぬ別の誰かに紹介していくのだ。そうして服は人から人へと、文字通り旅を続ける。

店内には華やかな衣服が並ぶ

​服を通してその人の人生を掘り下げる

personalcloset


お貸し出しの他にもこんな取り組みも。毎回大好評とのこと!

”personalcloset"とは? *megeさんfacebook
より引用*
 

「いち個人の人生を箪笥に例え、
その何段目かの引き出しに潜んだちいさな物語を
衣を介してそうっと覗かせていただきます。」

 

ーーー
期間ごとに“ひとり”の箪笥主さまだけに焦点をあて、お預かりする衣のストーリーをより掘り下げてご紹介することで、その箪笥主さまがこれまでに触れてきた文化、哲学、人、、その為人(ひととなり)が形成されるにいたったルーツを衣たちから読み解いていくコーナー。
琴線に触れた物語を見つけられたら、ご購入いただくことができます
​ーーー

personalcloset#6が開催中でした!(5/1)

お直し お繕い


一着の服との長い付き合いを提案する麻衣さん。
​麻衣さんに直してほしいという依頼も多い。

​相談会では、お直しの相談も可能です。

リメイク例
後ろの柄布が多いので袖に少し移せないか?というご依頼

こちらはウエディングドレスのインナーベルト取り付け例。肩紐がくい込んで痛い、とのことで麻衣さんが提案したもの。

こちらはダーニングによるお繕い例。
サイドのステッチがなんともかわいい!

繕いの場合の参考価格


ミシンでのたたき直し=5㎝×5㎝で1000yen~
手縫いでの穴埋め=1㎝×1㎝で500yen~

※素材やデザイン、ダメージ加減で大きく変わるため現物をみて貰っての見積もりがおすすめ。

ー  最後に  ー
ユニークなお貸し屋のスタイル。麻衣さんの衣服を大事に想う気持ちが箪笥主のみなさんにも伝わることで、ここにはたくさんの素敵な服が集まるんだなぁと改めて思いました。
お貸し屋のほかにも藍染作家さんとのコラボによるお直し受付、ワークショップやウェディングのスタイリング、イベント企画など、たくさんの活動をされている麻衣さん。今後も目をはなせません!
7月にはまた、「峠の市」が開催されるようです。
お店も、麻衣さんと集まる人々、衣服の魅力がつまった場所になっています。
​ぜひぜひ、訪れてみてくださーい!

お問い合わせ

交衣室 mege

住所 宮城郡松島町高城字町133/不定休

 

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